平成25年9月3日4日名古屋豪雨による冠水車修理|パート6(ノート・DBA-E11)
ここ数年、大雨による冠水車の被害が全国で起きています。
パート1、パート2、パート3、パート4、パート5に引き続き、
平成25年9月3日4日に起きた名古屋豪雨による水害車の修理・診断を一部ご紹介させていただきます。
水害被害にあったときの参考にしていただけましたら幸いです。
車は、平成19年式ニッサンノート(DBA-E11・「車両保険65万加入」)です。
フロアーカーペットまで冠水したとのこと。
痕跡から、水位は、最大でもこのラインです。
お客様は、水に浸かってすぐ、
ウインドウを少しだけ開け、車内の湿気を逃がしていました。
そのお蔭で、車内はほとんど匂いはありません。
カーペットも乾いていますので、見た感じは、水に浸かったとは思えないほどです。
ですが、シートの下、
カーペットや、ペダルの奥は、少し水にぬれています。
(カーペットをめくると、裏のスポンジは濡れていました。)
そこで、車内のカーペットを剥がして、インシュレーターパットは交換させていただきました。
パート4 でもご紹介させていただきましたが、
インシュレーターパットの交換は、ダッシュパネルやエアコンユニットを外す必要があります。
後から、水害車の独特な嫌な匂いが出てこないようにするには、
このインシュレーターパットは交換しておくと良いでしょう。
カーペットが濡れただけでも、
そのままにしておくと、
後から嫌なにおいが出てくることがあります。
車両保険に入っていなくて
予算も限られる場合、まずは、足マットを外に出し、
フロアーカーペットを早めに乾燥させてください。
(炎天下の中、ドアは開けられるだけ開き、ウインドウは下げ、1日~2日以上)
そうすると、少しでも臭いを抑えられることができます。
水害被害にあったらお気軽にお問い合わせください。
(相談だけでも受け付けます)
052-902-3167
<冠水修理>
パート1(BMWミニ)、
パート2(ボルボV70)
パート3(BMW320i)
パート4(スイフト)
パート5(ムーブ)
パート6(ノート)