突然の豪雨!水に浸かった車の修理|スズキKEI(CBA-HN22S)
ゲリラ豪雨
日本は亜熱帯化したのか?こんなことを思わせるような突然の豪雨。
テレビや新聞で報道されるような大規模な水害とは違い、
こうしたゲリラ豪雨による局地的な被害は、各地で起きているようです。
このスズキのKEI(DBA-HN22S)も、被害にあった1台です。
このピラーについたゴミから、
冠水位置は、ちょうどドアヒンジの上あたり(運転席シート座面上あたり)です。
冠水から一週間経っているせいか?
車内には異臭がただよっています。
また、メーターにはエアーバック警告灯が点灯していて、
水害によるエアバック制御システムのショートが考えられます。
今回は、このKEIを修理させていただきました。
もとはこんな状態だったものを・・・
異臭の原因となるカーペットやダッシュパネルサイレンサーを外すためには、
ここまでバラバラに・・・
徹底的に分解して洗浄します。
さらに、故障した電子部品は交換し、防錆潤滑スプレーで各機能部品を保護します。
問題は、シートです。
シートのスポンジは、一旦水を含むとなかなか乾きません。
そこで水に浸かった座面部分は分解し、洗浄、脱水機に入れて乾燥させます。
再利用できるものは乾燥させて使い、
洗浄できるものは、クリーニングして直します。
さぁ、水害車の修理完成です。
冠水・水害にあうと、修理費用が高額になることが多いため、
直すか?直さないか?迷うと思いますが、決断が遅いと、匂いはなかなか取れません。
なので、とにかく早めに決断することが必要です。
「どうしようかと迷ったら」お気軽にご相談ください。
素早い決断の手助けができると思います。
052-902-3167